旅に夢をはせて

  

1990年代の後半、日本の芸能界で活躍した台湾出身のアイドル
ビビアン・スーが、現在から10年以上も前の自身の写真を公開
してファンを喜ばせています。本人は過去の自分の写真について
ネット上では「デブ」「ダサイ」と評していますが、ネット上
では「カワイイ！」の声が圧倒的で、すでに大きな話題と
なっているようです。

ビビアン・スーが自身のオフィシャルブログで発表した昔の
写真は頬がふっくらしており、腕時計を上着の袖の上から着用
しているという、時代を感じさせるものですが、今よりも幼い
印象を与えるビビアン・スーの写真はピュアな印象と若々しさ
が溢れるナイスな出来栄えです。

ビビアンの公式ブログはアメーバブログですが、コメント欄には
すでに写真の写りを絶賛するコメントがびっしりと書き込まれ、
昔の芸能界での活躍を懐かしむ日本人のファン達も数多く
コメントを寄せています。ビビアンが参加していた音楽ユニット
「ブラックビスケッツ」の復活を望むコメントもあり、ふたたび
日本でのブレイクを期待するファンも多いようです。

アジア系女性タレントとして日本で不動の人気を獲得した
ビビアンですが、なぜか台湾に活動の場を移してしまい、今年
ようやく日本での活動を再開しました。日本での活動復帰は
本格的なもののようで、すでにCMなどでの露出も多くなって
きています。また、安藤政信と共演している映画『セデック・
バレ(原題) / Seediq Bale』がベネチア国際映画祭の
コンペティション部門に出品されたこともあり、さらに
国際的な活動が目につくようになりました。  

三谷幸喜氏の監督作品「ステキな金縛り」が先週にロードショー
開始となり、全国427もの映画館で上映スタートとなりました。
前評判はともかく、フジテレビなどで異常なほど宣伝が行われて
いた作品ですが、封切り直後からの2日間で39万人以上を動員し
興行収入も5億をオーバーするなど、初登場首位を獲得して
います。

三谷幸喜監督の映画は2008年に上映された「ザ・
マジックアワー」39億2000万円、2006年の「THE有頂天ホテル」
が60億円という興行収入結果を残しています。段階的に興行収入
が減ってきているのは気になる点ですが、今回の「ステキな
金縛り」のスタートダッシュは上々で、すでに三谷幸喜監督作品
というブランドが定着してきている証拠ではないかと関係者は
見ているようです。

文化通信の調査によると、「ステキな金縛り」の客層は男女比が
43対57となり、女性層がやや多めという結果が出ています。
さらに年齢別では40代が28.1％、20代が25.4％、30代が18.4％、
50代が16.2％という結果で、大人の観客を中心に人気を集めて
いる様子が伺えます。職業別では会社員が64％と圧倒的に多く、
鑑賞動機は、「三谷作品が好き」が32.7％、「笑えそう」が
18.2％、「内容に興味がある」が11.2％、「西田敏行が好き」
が7.2％、「笑えるだけでなく泣けそう」が7％、「深津絵里が
好き」が6.4％という結果が出ているそうです。

「ステキな金縛り」を見た後の満足度としては「非常に良い」
「良い」を合わせると97.3％という高い数値を記録しているのも
注目すべき点で、観客に高い満足度を与えていることが伺え
ます。

また、主演の西田敏行、深津絵里といった俳優陣たちが率先して
PR活動を行ったほか、三谷監督自らもメディアに出演して
積極的なPR活動を展開したことも成功の理由としてあげられ
そうです。連日のようにテレビ、雑誌、新聞など各種メディアに
露出した成果が、2日間で5億円という興行収入に結びついた
のではないでしょうか。  

eコマース大手として知られるamazonが、いよいよタブレット
端末を発表するのではないかとの憶測が飛んでいます。
今月28日、amazonはニューヨークで記者会見を開くと報道機関に
告知していますが、この席上で年内発売が噂されていた
タブレット端末を発表すると見られています。

アメリカのＢＧＣパートナーズのアナリストであるコリン・
ジリス氏はロイターの取材に応じた際、「２８日はタブレットの
日になる」とコメントしています。さらに「アマゾンのことを
考えれば、非常に挑戦的な価格になるだろう」と指摘しました。
これはライバルとなるアップル社の「iPad」よりも大幅な
低価格で発売されることを予想したコメントとなっています。
ただし、「消費者にとっては朗報となるが、（利益を犠牲に
するなら）アマゾンの株主にとっては良いことだろうか」とも
付け加えています。

もっとも、アマゾンはタブレット型端末開発に関する情報を
これまで一切漏らしていません。ハイテク情報サイトのテック
クランチは、タブレット型端末の名称にもキンドルの名前が
付くと予想しており、ＯＳにはグーグルのAndroidが採用され、
価格はｉＰａｄを大幅に下回る２５０ドルになるという予想を
発表していますが、この予想が正しいかどうか、ひょっとすると
28日にはっきりするかもしれません。

amazonはすでにキンドルによって電子書籍のジャンルで確固たる
地位を築いています。アマゾンが販売可能な大量のコンテンツを
考えると「タブレット型キンドル」はｉＰａｄの有力なライバル
となる可能性があると多くの専門家が指摘してます。