eコマース大手として知られるamazonが、いよいよタブレット
端末を発表するのではないかとの憶測が飛んでいます。
今月28日、amazonはニューヨークで記者会見を開くと報道機関に
告知していますが、この席上で年内発売が噂されていた
タブレット端末を発表すると見られています。
アメリカのＢＧＣパートナーズのアナリストであるコリン・
ジリス氏はロイターの取材に応じた際、「２８日はタブレットの
日になる」とコメントしています。さらに「アマゾンのことを
考えれば、非常に挑戦的な価格になるだろう」と指摘しました。
これはライバルとなるアップル社の「iPad」よりも大幅な
低価格で発売されることを予想したコメントとなっています。
ただし、「消費者にとっては朗報となるが、（利益を犠牲に
するなら）アマゾンの株主にとっては良いことだろうか」とも
付け加えています。
もっとも、アマゾンはタブレット型端末開発に関する情報を
これまで一切漏らしていません。ハイテク情報サイトのテック
クランチは、タブレット型端末の名称にもキンドルの名前が
付くと予想しており、ＯＳにはグーグルのAndroidが採用され、
価格はｉＰａｄを大幅に下回る２５０ドルになるという予想を
発表していますが、この予想が正しいかどうか、ひょっとすると
28日にはっきりするかもしれません。
amazonはすでにキンドルによって電子書籍のジャンルで確固たる
地位を築いています。アマゾンが販売可能な大量のコンテンツを
考えると「タブレット型キンドル」はｉＰａｄの有力なライバル
となる可能性があると多くの専門家が指摘してます。